いきるをつくる - たべること、きること、つくること、つかうこと、知ること、感じること
買い付け日記
2019 / 02 / 27

お茶と人がつながる茶集落。 政所-まんどころ- 

 

滋賀県 東近江市 政所(まんどころ)

鈴鹿山脈の谷あいの集落で、かつて「宇治は茶所、茶は政所」と茶摘み唄にも歌われ朝廷や彦根藩などにも献上されていたほどの銘茶がうまれていた茶所です。

現在は少子高齢化の影響もあり、数軒の農家さんが政所茶を守り続けておられます。

mumokutekiでもお世話になっている「にほんちゃギャラリーおかむら」さんからお茶農家さんをご紹介していただき「お茶ツアー」という名目で政所へ行かせ頂きました。

 

 

Iターンで政所に移住して、お茶農家をしている山形蓮さんの自宅へお招きして頂き、「お茶ツアー」がスタート。

 

 

写真にある青々とした緑は、全て茶樹。

農薬、肥料なども与えず自然の力で中には300年ものの茶樹も存在するほど生命力の高い茶樹がこの政所にはたくさん存在します。そしてこの集落の景色もまた格別でした。

お茶の葉を加工する加工場にも案内して頂き、昔に使われていて今も大切にされている茶農具を拝見。

 

 

 

もちろん、初めて見る機械ばかりでした。今も現役で使うことが出来るのも驚きです。

そして、お昼ご飯には地元の方が朝から山形さんの自宅に集まり丹精こめて作られた政所の郷土料理をご馳走になりました。

 

 

ここでは紹介出来ないくらいのたくさんの美味しいお料理と、山形さんに淹れていただいたお茶をいただきながらたのしいひとときを過ごしました。

mumokutekiのお客さまとも「政所お茶ツアー」行けたらいいなと、思いながら政所の地をあとにしました。

 

幻のお茶「古樹番茶」

そんな政所に現在は道の駅「道の駅 奥永源寺 渓流の里」になっている場所、現在は駐車場である場所に茶畑がありました。

60、50年近く長い間放棄されてた茶樹は、道の駅を整備することで伐採されることになりました。

その伐採し茶樹を地表面から上に出ている部分すべてを利用してみごと番茶に生まれ変わらせ「古樹番茶」ができました。

 

 

地表面から上に出ている部分すべてを利用されたので、この通りに葉以外の木の部分もしっかり入っています。

 

 

 

実はこのお茶が製造されたのは、4年前。以後、山形さんのもとで世に登場するタイミングをじっと待ってたそうです。

岡村さんのご縁で、今回山形さんのもとからその多くを岡村さんが預からせて頂けることになり今回の販売に至りました。

この素敵なパッケージは岡村さんのお友達で北岡七夏(きたおか ななつ)さんが木版画でデザインされました。

今はコンクリートに整備され、形も無くなってしまった茶樹。もう二度と世に出ることは無いものです。

その貴重な茶樹の生命をこの「古樹番茶」を通して感じてみてください。

 

にほんちゃギャラリーおかむらさん その他お取扱商品はこちら

山形蓮さんが作られている番茶もこちらのURLで紹介させて頂いております。

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