いきるをつくる - たべること、きること、つくること、つかうこと、知ること、感じること


京都で作陶されている、陶工芸師の中田誠さん。

京都を中心に、東京や金沢など全国で展示会を開催し、割烹や創作料理店の器、カフェの照明などを手掛けられています。

新緑の森をイメージして作られた「翆」シリーズ、代表作である「蒼」や、「星と白の大地」シリーズもございます。

季節や気温、気分で服を選ぶように、空間と食卓を彩る「料理を美しく魅せるファッション」として器を楽しんでいただきたいとの想いでひとつひとつ作られています。

 

中田 - makoto nakata -

1977年 神戸生まれ。京都精華大学 造形学部陶芸学科卒

京都を中心に、東京や金沢など全国で展示会を開催し、割烹や創作料理店の器、カフェの照明などを手掛ける。

現在京都山科にて作陶中。


   

「翆」

山の新緑の緑をイメージして天然の樫の木や、ワラ灰を使って作られた「翆」シリーズ。

自然の色でできた釉薬なので、お昼は青の入った綺麗な緑に、夜は暖かい黄緑に見えます。

   

「蒼」

瀬戸内の海のような、エメラルドブルーの深い「日本の蒼」をイメージし、信楽の土を使って独自の焼成方法によりこの「蒼」を作りました。

この蒼は食材を美味しく魅せてくれる色で、特に焼き肴や揚げ物、煮物料理などの和食料理を美味しそうに彩ります。

   

「星と白の大地」

白くはかない大地に星が落ちて刻まれていくような、そんな冷たくも美しいイメージを器のテクスチャーに、星に金彩を施して、静かな水色の青磁を内側に入れて仕上げました。

白と水色の色彩が、ワインやトマトの瑞々しい赤を美味しく彩ります。

白ワインやスパークリング、ビールの黄金色も綺麗に見えますよ。