針と糸で未来をつくる『大槌復興刺し子プロジェクト』
[大槌復興刺し子プロジェクト」さんと出会って約5年。
mumokutekiでは、少しでも復興のお手伝いが出来れば・・と思い、2015年より一緒にお取組みを続けてきました。
誰かの素敵な一枚・大切な一枚だけど、汚れたり、穴が開き着られなくなったモノに刺し子をしてもらい、新たな価値を纏うことで、もう一度誰かの手に。そしてモノを大切に扱うことの大切さに触れてもらえたら・・・・
そんな想いで制作を続けています。
今回もセレクトした古着に刺し子を施し、素敵な商品が仕上がりました。
岩手県の沿岸南部に位置する小さな三陸の町、大槌町(おおつちちょう)。
東日本を襲った未曽有の大震災。
大槌町は町役場など、町の機能の大半を失いたくさんの犠牲をだしました。
仕事に出ようにも車も職場も無い中で、「何かをしたい」という想いからたどり着いたのが避難所という限られたスペースで針と糸、そして布さえあればできる「刺し子」の制作でした。
避難所という限られたスペースで針と糸、そして布さえあればできる「刺し子」の制作でした。
女性も。 復興への願いを込めて、ひと針ずつ刺していく。
2011年6月、大槌町発、一歩踏み出した女性たちによるプロジェクトが始まりました。
東日本大震災により町や大切な人、家、仕事を奪われ、綻んでしまった大槌という町を、「刺し子」を通して、もう一度繕い、補強し、みんなが誇れる、美しくたくましい町にしていきたい。
そんな想いを乗せて、一針一針・・・・
大槌刺し子では今日も笑い声が響きます。お母さんが生きがいを見つけ、元気に輝けば、家が明るくなり、
地域が変わる。地域を元気にする鍵を握っているのはお母さんたち。
せわしなくて、豪快で、時におせっかいで、そしてとても温かい。そんなお母さんの愛情がたっぷりこもった商品をお届けします。
*加工賃はすべて大槌刺し子プロジェクトに寄付されています。