いきるをつくる - たべること、きること、つくること、つかうこと、知ること、感じること


mumokutekiの天日梅干しができあがりました。

   

2019年の六月から仕込んでいたmumokutekiの天日梅干しができあがりました。

mumokutekiの梅干しは醸せ師であるcocomico代表の柿本 恭子さんに監修をいただいた一年熟成。

ようやくお届けができる日を迎えました。

一年熟成させた梅干しは果肉がぷっくりとして梅酢がしっかり染み込んだ逸品です。

   

mumokuteki farmがある京都 美山町で私たちで手摘みをした梅を

       

地域の長年梅干しを漬けてこられた近所の方々と一緒に心をこめて漬けました。

最高齢は80代。楽しくお喋りをしていると思いきや手の動きは驚くほど丁寧ではやく

貴重な貴重な時を過ごさせていただきました。

   

そして、素晴らしい生産者様と職人のお陰でできた産物であり

日本に古くからつづく伝統の保存食です。

   

原料は、

・福井県若狭町三方にある梅農園 大南さんの 梅「紅さし」

   

・滋賀県草津 クサツパイオニアファームさんの 「ちりめん赤紫蘇」

・兵庫県淡路島の脱サラファクトリーさんの 「自凝雫塩」

です。

 

原材料について

梅「紅さし」

福井県若狭町三方にある梅農園 大南さんが育てる梅です。

大南さんはほったらかしだよと梅が自然に育つそのままで栽培されています。

ですので農薬や肥料を使いません。

 

紅色に模様がたてに描かれる美しい梅「紅さし」。

ついつい見惚れてしまいます。

自然に梅が生きたあかしとして黒い点があります。

 

ごくあたり前の自然のことで農薬を使わない梅にはほとんどこの黒い点、カビが生えます。

黒い点は梅が木に実っていたときに黒星病という病気になったためです。

収穫をして、塩漬けするとこのカビは死に、跡が残って黒い点になります。

跡ですのでからだに害はなく、見た目に出てしまうだけですのでご安心ください。

むしろ、自然に育った勲章です。

2019年はすもものような梅でお召し上がりいただきやすい梅干しになっています。

 

「ちりめん赤紫蘇」

滋賀県草津にあるクサツパイオニアファームさんの赤紫蘇。

〝毎日食べるものだからこそ。

作る人にも、食べる人にも、

身体に良い物をお届けしたい。〟

太陽のエネルギーと大地のミネラル、愛を込めてお米やお野菜を中心に有機栽培をされています。

 

mumokuteki farmも共感させていただく想いです。

 

はじめに植えた赤紫蘇は田んぼ。

赤紫蘇が一面に広がる風景はとても綺麗で、思わず足をとめてしまうほど。

やさしい香りと味が梅干しを上品にしてくれました。

 

「自凝雫塩」http://hamashizuku.com/

兵庫県淡路島にある脱サラファクトリーさんの「自凝雫塩」。

余分なものは一切なく、淡路島は五色浜の海水のみ、鉄釜、薪炊で塩つくりをされています。

海の成分そのままにミネラル豊富なお塩です。

はじめて塩をなめたときを今でも覚えています。

塩辛さはまったくなく、まろやかで旨みを感じる出逢ったことのない梅そのものに包まれているようなやさしいお塩でした。

お塩つくりへ七つのこだわりが素晴らしく、

 

•薪で時間をかけて炊いた塩。

•40時間かけてじっくり結晶化。

•ステンレスでなく、特注の鉄釜を使用。

•海の成分を凝縮した、素材の味を引き出す塩。

•手間暇を惜しまず自然環境の元で製造。

•海水を煮詰めすぎず、後味がやさしい。

•杉樽で寝かし、まろやかな味わい。

 

五色浜の「自凝雫塩」は手間をかけて作られるため、一日にとれる量はごくわずか。

この貴重なお塩を分けていただき、

mumokutekiの梅干しはお塩によって美味しさを惹きだされた逸品へとなります。

 

原料である素材はシンプルであるからこそ、味わえる醍醐味。

 

梅干しは日本人である私たちにとって大切な〝食〟であること。

自然の恵みからいただき、生かされていることを一年かけて熟成させながら教えてもらっています。

 

ぜひ、ひとりでも多くのかたへお召あがりいただけると幸いです。

またこの梅干しが健やかな日々のひとつになるますと嬉しいです。

(写真/2019.06)