うきは市が日本のどこに位置するか、皆さんご存知ですか?
うきは市は福岡県の南東部に位置し、自然の景観が美しい地域です。

そこで育てられるうきはの山茶は、新川製茶さんが想いを込めて作られるお茶のブランドで、自然と共にお茶づくりをされています。
まんま、自然の山あいで、
丹精込めて育てています。
うきは市は「名水百選」「水源の森百選」などの名所を持つ水のまち。
まち全体で森林保全活動を続け、源水が育んだお茶の味がその地域の人の温かさも物語っているように感じます。
耳納連山の豊かな緑の風に、筑後川の清らかな水。
生態系が保たれた豊饒な土に触れ、緑の風と清らかな水に囲まれながら、うきはの山茶の製造を支えてくれているのです。
棚田を利用してつくられた茶園の景色は悠然とした美しさをたたえています。

この場所で、新川製茶さんが無農薬の有機栽培を始められたのは、ご両親の体調不良がきっかけでした。
それまでは一般的な農薬を使用した農業をされていましたが、農薬を散布する回数も多く、次第に体調を崩すように。
思い切って無農薬栽培に切り替えた後は、農園に病害虫が増え、茶園は荒れ厳しい時代も過ごされました。
それでも、品質を維持するため、日々の草むしりも機械を使わず手作業で行う実直さ。
お茶づくりは土作りからと、農薬・化学肥料・除草剤を一切使わず、有機質の肥料に微生物を入れて発酵させる「ボカシ肥料」を施すなど丁寧に永く辛抱強く有機栽培に取り組まれました。
一度決めた事をやり通す強い意志に、茶の樹が徐々に答えてくれるようになり、安定したお茶の栽培に繋がっていきました。

最後まで自園でお茶の製造に携わることで、手間暇惜しまず、本来あるべきお茶の姿を模索され続けている新川製茶さん。
生産から流通まで一環製造し、有機栽培にこだわるからこそ、うきはの山茶は日々変わらずにご家庭まで行き届きます。





うきはの山茶は茶葉を普通の蒸し煎茶よりも長い時間蒸している為、少し粉っぽくなりますが、渋みを抑えた濃厚な味が特徴です。
種類も豊富で、きっと皆さんの暮らしに寄り添うお茶が見つかります。
安心・安全なお茶作りを心がけ、自分たちの幸せをたくさんの方々に味わっていただくこと喜びに、茶園一圃場一圃場、茶の葉一枚一枚に至るまで、責任を持って生産されている、うきはの山茶をぜひご賞味ください。