いきるをつくる - たべること、きること、つくること、つかうこと、知ること、感じること


なかなかコロナ化のなかで制作が厳しい環境もあり、2020年は制作が出来ずにおりましたが、ようやく環境が整い、制作を再開できることになりました。

利用者の方々はずっと「sitte」の制作をとても楽しみにされていらっしゃたので再開し、つかってくださる方へお届けできることに喜びで溢れております。

ご好評いただいているまな板をこの度はご予約を承ります。

 

 

お届けの時期を製品掲載ページに記載させていただいておりますが、前後することがございます。

また、ご予約になりますので木目やお色などお任せさせていただくことになりますのでご了承くださいませ。

まな板を削りなおし、新たにお使いいただけるアフターケアを行っております。

「siite」のまな板を通して、日々がより豊かになりますと幸いです。

   

sitte

2017年に有限会社Agelle、mumokuteki、西院デーサービスから生まれたブランド「sitte」。

『「sitte」を通じてより豊かな人と社会と人生の在り方を「知って」ほしい』という思いが込められています。

   

『京都木育プロジェクト』

ものづくりのプロセスを地域で共有することで人と人との温かいつながりを育てる。

多様な人が携わることができる「仕事」を創出し、高齢者の生きがいと地域の活力づくりに貢献する。

このコンセプトのもと、〝つくる〟と〝つかう〟を通じてあたたかいコミュニティを広げ、育てようという目的で『京都木育プロジェクト』としてはじまりました。

 

 

小さな芽から大きく枝葉を広げて育つ「木」のように、ひとつの木製品が地域に人のつながりを広げ、育てていくことを願って「木」を選びました。

ぬくもりのある「木」という材料に触れることが、作業をされる方も癒しの時間にもなります。

 

コンセプト

西院デーサービスを利用するのは、認知症であったり、何かしら支援が必要な人たちです。

それは誰しもの=自分の行先=にあるかもしれない、ひとつの状態です。

要介護状態であっても、何もできなくなったわけではないこと。

認知症であっても、できる環境を整えればあれることがたくさんあること。

前向きに頑張ろうと、笑顔で人生を楽しみ、誰かの役に立ちたいという願う利用者の想いを「知って」ほしい。

常に実社会や地域とつながる運営を目指す西院デーサービスの取り組みがカタチとなったもの、

それが「sitte」です。

 

これからの未来へ

こらから「sitte」はつくり手をご希望される方が増え続けていることを考え、

西院デーサービス以外の施設へ広げていくことが決まりました。

少しずつですが、「sitte」のロゴマークに込められた想いのように関わる方が増え、

社会とつながり、人生がより豊かになっていくことを願っております。

 

 

NHK ハートネットTV 9月20日(月)20:00~放送

「sitte」が生まれてから、多くの新聞社、TVなどメディアに取り上げていただき感謝しております。

この度、新型コロナウィルスの感染が世界中で拡大する中で「sitte」がどうのような状況であったのか?

また、これからの未来へ「sitte」がどう歩むのか?を取材いただきました。

興味や関心がある方はぜひ、ご覧いただけますと嬉しいです。