もち柳のしめ飾りワークショップ レポート
先日 mumokuteki 2F店舗で開催された、《花屋にちさんとつくる もち柳のしめ飾りづくり》に参加させていただきました。
五穀豊穣を祈願し、年神様をお迎えするのに欠かせないお正月飾りを、手づくりできてしまうワークショップです。
学生さんから、上は50~60代、男性も参加されていて、幅広い方達が集まっています。
大きなテーブルを囲み、参加者同士があいさつを交わしながら、和やかな雰囲気の中はじまりました。
ところどころ赤く紅葉したおたふく南天や、しめ縄は編んで下処理がされています。
さっそく、柳に紅白のおもちをつけていきます。紅白といっても、にちさんでご用意いただいたおもちは淡い桃色。
これを白いおもちと交互に、大きさを変えながら柳の枝につけていくと、、、雫が光っているようで、とても愛らしい!!
おもちが乾くのを待つ間、おたふく南天や松、稲穂など、バランスをみながらひとまとめにしていきます。
みなさん、真剣。なのに、どこか楽しそう。
今度はしめ縄と先ほどのもち柳、色味のある資材も、全てを重ねて組んでいきます。
ところが、何ヶ所かで留めるリースと違い、上部1点のみで固定する為なかなか思い通りにいきません。
そこで、にちさんがそれぞれを回り、 個別にアドバイスをしてくださりながら、なんとか形になりました。
最後は松ぼっくりを取り付け、完成です!!
同じ資材でつくったのに、自然のものですから、できあがりは実にさまざま。
自分の作ったものを思い思いに撮影しながら、みなさん表情は満足げ!!
今回、お一人で参加される方も数人いらっしゃいましたが、お互いにつくり方を教えあったり、完成品を見せ合っておしゃべりしたり。
また、皆さんからお店(にちさん)でもっと大きなものも作れるの?おうちでも挑戦したい!という声があがっており、にちさんのにこやかな雰囲気も相まって、参加者みんなでつくりあげたワークショップ、と感じました。
何気ない生活の中で接する機会のない方達と モノづくりを楽しみたい はじめて に挑戦したい。
この想いで繋がる〈集い〉の場。
普段お店に立つ機会のない私ですが、こういったmumokutekiを好きでいてくれるお客様を通して、わたしたちの目指すものを、改めて肌で感じられる一日となりました。
花屋にち