いきるをつくる - たべること、きること、つくること、つかうこと、知ること、感じること
編集部日記
2020 / 02 / 21

「sitte 」NHK厚生文化事業団 〝認知症とともに生きるまち大賞〟受賞

「sitte 」NHK厚生文化事業団 〝認知症とともに生きるまち大賞〟受賞

 

 

2017年より、西院デイサービスセンターさんと有限会社Agelleさんと歩みはじめた「sitte」がこのたび、NHK厚生文化事業団が主催する「第3回認知症とともに生きるまち大賞」の大賞を受賞いたしました。

https://www.kyoto-fukushi.org/office/news/3915/

 

 

 

西院デイサービスセンターのsitteに携わる皆さま、本当におめでとうございます。

心より祝福を込めて、こちらの記事とさせていただきたいと思います。

2017年の冬にAgelleさんと出逢い、mumokutekiではその頃に暮らしの中で日々使う身近なものであるまな板やカッティングボードを作りたいと2016年から作り手の方を探していた矢先の出逢いでした。

そしてAgelleさんのご縁から西院デイサービスさんと繋がり、デイサービスを利用される方々の現実を知ってほしいとの想いにとても共感し、〝sitte〟が誕生致しました。

 

 

この時にいただいた「sitte」への想いがそのままつづられたメッセージです。

 

sitte」を通じて、より豊かな人と社会と人生の在り方を「知って」ほしい。

京都市右京区にある西院デイサービスセンター。

そこでは、利用者やその家族、そして職員が日々「よりよい人生」を生み出そうと頑張っています。そのひとつが、「sitte」です。

西院デイサービスを利用するのは、若年性認知症や元気な高齢者。

誰しもの「自分の行く先」にあるかもしれない、ひとつの状態です。

高齢者だから、要介護状態になったから、認知症だからといって特別視しないで・・・そんな想いを「知って」ほしい。

前向きに頑張ろうとしている高齢者がいること

笑顔で人生を楽しんでいること

介護サービスを利用するからといって、何もできなくなったわけではないこと

認知症であっても、できる環境を整えれば、やれることが沢山あること

利用者も誰かの役に立ちたいと考えていること

 

魅力あるステキなものを、心をこめて、ひとつひとつ丁寧に「つくる」。

そのメッセージを受け取って、「つかう」を楽しむ。

つくる喜びと、使う楽しさで人と人がつながる。

お互いを知らないたくさんの人々が、「sitte」で笑顔になる。

常に実社会や地域とつながる運営を目指す西院デイサービスの、本気の取り組みがカタチになりました。

sitte」は、社会、そして私たちみんなの希望になり得るチャレンジです。

 

 

なぜ、まな板やカッティングボードなのか?

暮らしの中の身近なモノで日々触れて感じていただける、永く繋がり、寄り添い続けられるモノは、方法は?と深く考えていました。

mumokutekiもお客様も作り手の方もそこに関わる方すべて、世代が変わっても繋がり続けていくことを考えた時に

〝たべること〟通じて使う「まな板」を作ってはどうかと直感でした。

いつも家の中にあり、そばにある道具。

使うほどに刻まれる切り後に愛着が湧いていく道具。

ご自身や家族など誰かのいきるをつくる〝たべること〟が生まれるひとつの道具。

アフターケアで幾度か使い続けられる道具は「愛」を引き継ぐあたたかいもの。

そして、Agelleさんが右京区で活動されている林業や森を守る為に材料に木を使うこと、それにより包丁も長く使えて水も守ることができます。

そうして、西院デイサービス様とAgelle様とお話の上まな板やカッティングボードを作ることが決まりました。作業が可能なのか打ち合わせをし、木材屋の職人様のご指導、サポートの上で可能になりました。

製品が売れなければ成立しないプレッシャーも強くある中で認知症だから、不自由だからなどを理由に製品の妥協はせずに本物を作っていくことが誇りややりがい、生きがいに繋がると、mumokutekiで本気のデザインをさせていただくことになります。

 

 

mumokutekiでは他に、

・ブランドロゴ製作

・ブランディング

・製品内容

・製品デザイン、企画

・材料選定

・販売

に携さわらせていただいております。

 

 

「sitte」のまな板やカッティグボードを通して作られる〝たべること〟から多くの方の幸せがつながり、続くことを願っています。

 

 

まだまだ「sitte」は、歩みはじめたばかり。

認知症や介護を必要とする方の、いつまでも社会とつながり続けたいという願いを大切に、今後もmumokutekiができることを地域や社会、またおひとりのあなたに広がることを歩めていきたいと思います。

 

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