お洗濯をもっと楽しく 「SOMALIの洗剤」
くらしの中で一日で必ずと言っていいほど行うのが洗濯。
そんな洗濯をより楽しくより安心、安全に。どこかちょっぴり心に余裕がうまれるような洗剤があります。
その名は「SOMALI」
SOMALIは植物オイル100%の純石鹸からできた洗剤です。自社製造の石鹸に配合されるのは天然由来成分と天然ミネラル由来成分のみ。シンプルで上質な素材で「安心・安全」をつきつめた新しいハウスケアブランドです
私も使い始めて実感しました。
効能効果はSOMALIさんのページから抜粋したので、是非ご覧になってください。
洗濯と言えば現在は洗濯機を起動すれば洗ってすすいで乾燥までしてくれますが、機械がない時代はたらいと洗濯板を使って人の手で洗っていました。時代の移り変わりによって洗濯機をはじめとした洗濯方法は様々な形態に変化して今日に至っています。
洗濯洗剤も同じく昔に比べると洗浄力も向上し、使用量も少なくなった高濃度タイプも販売されているものも多くなってきましたが、洗浄する働きの本質は今も昔も同じです。
それでは洗濯洗剤は洗濯を行っている際にどのような働きをするのでしょうか。少しご紹介したいと思います。
洗濯用やバス用、トイレ用、台所用などさまざまな場所に対応した専用の洗剤や洗浄剤が販売されています。特に洗濯用、台所用の洗剤等の商品に注目すると共通してパッケージに表示されている成分があります。それは「界面活性剤」と呼ばれる名称が成分に記載されているはずです。
例えば
成分 | 界面活性剤[25%、アルキル硫酸エステルナトリウム、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、脂肪酸アルカノールアミド、純石けん分(脂肪酸カリウム)] |
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といった感じです。表示の方法にはルールがあってどんな界面活性剤や成分を使用しているのか等を表示しないといけません。と義務付けられています。
成分の名称についてあまり聞きなれない言葉だと思いますが・・・上記の中でなじみのある成分では純石けん分という言葉が近いでのはないでしょうか。純石けん分を言い換えると石けんのことを指します。
石けんというと手洗いや体を洗ったりして汚れを洗浄するイメージがあると思います。ここで使われている他の界面活性剤の種類についても製法や性質が異なるだけで根本的な働きは同じです。
これらの界面活性剤はどんな働きをするのか以下にまとめてみました。
- 乳化作用
水が入ったコップの中に油を注ぐとどうなるでしょうか。コップの下には水、その上に油という2層になります。振って混ぜてみると一時的に混ざりますがしばらくするとまた2層に分離します。
この水と油の2層になっている境目を界面といいますが、界面活性剤はその界面をなくしてしまう性質があります。どのような働きが起きているのかというと水と油のように異なった2つの性質を界面活性剤は持っており、混ざらないものをつなぎとめる役割を果たしています。そのために水と油のように混ざり合わないものが混ざり合うことができるのです。
このような現象を乳化といい、身近なものでは牛乳やバター、化粧クリームなど乳白色の液状をしています。
- 分散作用
乳化作用では性質の違う液体どうしが混ざった現象をご紹介しましたが、そもそも形態が異なるものどうしを同じように界面活性剤を使って混ぜるとどうなるでしょうか。
水の中に非常に小さな粒子の個体を入れたとしましょう。(ここではインクに使用されるカーボンブラックを使います。)通常は水の表面に浮いている状態ですが、界面活性剤を加えると水が均一な黒色になることが確認されました。
界面活性剤によってカーボンブラックを取り囲み、水に混じり合わないものが水中に散らばせることができます。このような作用を分散作用と言います。
- 浸透作用
水の上にウールを乗せると浮いた状態でほとんど繊維の中に水が染み込みません。ここに界面活性剤を加えると水どうしの引き合う力(表面張力)が低下して繊維に水がなじみやすくなって、水が繊維の中に染み込んでいきやすくなります。この働きを浸透作用と言います。
繊維に付いた汚れを引きはがすような役割をします。
洗濯をするときに使う洗濯洗剤や石けんは上記のような化学的な働きを行ってくれています。洗濯する繊維に浸透しやすくし、食べ物の油汚れや皮脂汚れ等の油分を繊維から剥がして水になじませる。砂や泥、食べかすといった固形物は取り囲み水中に分散させやすくして繊維へ再付着しないような効果を発揮してくれます。
界面活性剤の性質によってもそれぞれの得意とする作用は少しずつ異なってきます。それを補い合うように界面活性剤を組み合わせて配合されているために表示には様々な界面活性剤が記載されています。
現在の洗濯洗剤や石けんではこれらの働きにいろいろな機能性を加えることも可能になってきています。
汚れや繊維の種類、無香料や香りの好きな方、安全性、環境への配慮など様々な選択肢があることと思います。
これらの選択肢のうちのひとつとして私たちは生活に寄り添った商品づくりをご提案しています。